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導入事例Case

グループ会社全拠点のScope1/2の排出量の把握を効率化

株式会社トーモク様
事業内容 段ボール・紙器の製造、販売、および住宅事業、運輸倉庫事業
従業員数 3,717人(2023年3月末現在)
売上高 212,817百万円(2022年度)

課題と背景 Issues / Background

国内外の200を超える拠点からScope1およびScope2のデータを収集し、データを合算してレポートを作成するのに多くの時間と手間がかかっていた状況でした。ESG推進を担う少人数でこれからも運用を回していくには拠点ごとに入力したデータを一元管理する仕組みが必要不可欠と考えていました。

導入のねらい Purpose

Scope1/2の算定に必要な活動量データを各拠点で登録できるツールを導入することで、拠点担当者もESG推進担当者も業務を効率化できると考えました。また、拠点担当者が他拠点も含めてCO2排出量を可視化でき、より意識を高め、削減に向けた動機付けができるという狙いもありました。

導入サービス・ソリューション Services / Solutions

クラウディオのGHGモニタリングツールである『GHG Visualizer』を導入し、全270拠点への展開を終えて、拠点での入力が実現できています。

導入初期段階では、正直、使い勝手が良くない点があり運用するには厳しい状況にありました。それを忌憚なくクラウディオ側に伝えたところ、こちらの課題感をよく理解してもらえて、運用に耐えられる機能改善をスピード感を持って対応してくれました。これで一気に信頼感が増したという経緯がありました。

今では、安定して運用できており、ユーザーの管理や最新の排出係数の適用なども問題なく対応できています。

クラウディオを選んだポイント Reason

当社の場合、3つの事業と各関連会社、そして200を超える拠点があり、他社ツールの料金体系ではかなり多くのコストがかかることが課題でしたが、クラウディオのGHG Visualizerはシンプルにできており拠点数やID数に関係なく一律の料金でサービスを提供している点が最大のポイントでした。

また、多くの拠点情報の整理や海外拠点の電力使用による排出係数調査も標準サポート内で実施してもらえ、その過程で提示された係数も信頼のおける出元であったことから、知見を有していることも決め手の1つでした。

今後、製品LCAを見据えたScope3算定やTCFDレポートの継続開示を進める上でも、クラウディオは知見とソリューションを持っているため、長い付き合いができるパートナーとして私たちをサポートしてもらいたいと考えています。