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温室効果ガス排出量可視化分析・削減シミュレーション

温室効果ガス排出量の算定において、その目的は排出量削減の取組みにあります。そして、削減の取組みを検討し、その実効性を担保するには排出量の分析が必要となり、TCFD報告などのサステナビリティレポートにはScope1、Scope2、Scope3の排出量内訳の他、経年比較と分析結果、それに基づく削減施策とシミュレーションの記述が求められます。

クラウディオのGHG Visualizerは全Scopeカテゴリの算定に対応し、拠点別やサプライヤー別、用途別など複数の軸での排出量分析レポートを提供して削減施策の立案をサポートします。また、施策に基づくScopeカテゴリ別の削減シミュレーション機能を提供し、レポートへの活用も可能となります。

分析による削減施策とシミュレーション

GHG排出量算定は単年の活動に止まらず、複数年に渡るデータから経年比較および分析し、特に削減施策を強く実行していく分野について社内で議論を重ねて具体的な施策に落とし込むことが必要になります。 GHG VisualizerはGHG排出量の可視化と比較分析レポートに加え、中長期スパンで削減シミュレーションを行うための機能を提供します。

3つの基本機能

気候変動シナリオに基づき将来発生しうる財務影響を導き出し、リスク分析結果に基づいたTCFD報告の作成を実現するため、クラウディオのTCFDサポートは4つのデジタル機能を提供しています。

データを入力し可視化する Function.1

企業活動におけるGHG排出量は、サプライチェーンのあらゆる場面で発生した実績情報から算定することができます。例えば、生産工程で使用する燃料の投入量や、原材料の調達などがあります。

GHG排出量を1つ1つ原単位を調べて計算する作業は非常に骨が折れますが、GHG Visualizerは排出原単位をプリセットしてあるので、使った量を把握して入力するだけで計算することができます。

データを分析する Function.2

GHGプロトコルのカテゴリ別に経年変化をレポートで確認することや、拠点別/月別かつエネルギー別に使用量や排出量の内訳を確認することができます。

今までの推移から次の施策検討や、削減計画に対する実績確認に利用できるのに加え、自社のサステナビリティレポートに活用することもできます。

削減に向けシミュレーションする Function.3

削減施策を実行するに当たり、数値で削減計画を立てレポートすることができます。

特に、可視化の先にあるTCFD報告には指標と目標を開示することが求められるため、現時点の状況と将来の目標値をGHG排出量で定義してレポートする機能が役立ちます。