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TNFD財務開示報告TNFD Support

我々人間の生活や社会・企業の活動は自然資本とそれが生み出す生態系サービスに依って成り立っています。自然の損失を止め、生物多様性を守りながら回復軌道に乗せることが、持続可能な未来を築くための絶対的な条件となっており、経済活動、特にサプライチェーンを持つ企業においてはネイチャーポジティブに関する積極的な取り組みが必要になってきます。

そんな中、組織が常に変化する自然関連のリスクと機会を報告し、行動が起こせるようにリスク管理および情報開示をすることが企業経営にとってますます重要になってきています。

クラウディオのTNFDソリューションは、企業の自然資本への影響を「見える化」し、その影響を評価・開示するサービスを提供しています。また、生態系の保全や再生を目指すための戦略策定もサポートします。

TNFDソリューション

クラウディオのTNFDサポートでは、TNFD提言の開示事項に必要な「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」を対象に、LEAPアプローチに沿って自然におけるシナリオ設定から、リスク機会分析、情報開示までのサポート機能を提供します。

Locate - 影響地域特定サポート Locate

自社の事業に関連する自然接点を選択します。

自社を構成するサプライチェーン上における地域拠点や事業活動を特定します。事業領域に加えて、展開地域から、リスク分析すべき対象となる自然資産をCOP15で掲げられた30の目標をベースに構築した独自のシナリオライブラリからリコメンドします。

Evaluate - 自然資本影響分析サポート Evaluate

導出されたシナリオごとに、生態系サービスと自社事業の依存・影響関係をAIが分析します。

自社の実績データとして、例えば製造時に使用している原材料や水資源、また廃棄物の情報を自社から収集し、中長期的な自社の事業予測プランに基づき、将来の使用量等を把握これらから影響分析を行います。

Assess - 影響度評価サポート Assess

自社のサプライチェーン構造により企業データの中から重要なリスクと機会の範囲を特定して、上述した自然と社会の関係由来する機会とリスクをAIにより特定、分析します。

依存・影響関係の分析に対して、さらに展開地域ごとに水ストレスや自然資本の状態遷移は外部データを活用して予測値に使用、これらをAIが分析して、将来の自然資産を利用した事業に対して、シナリオ分析で特定されたリスクごとにインパクトを自動算定します。

これらの機会・リスクに対し、対象活動範囲における影響度をROIC等の使用に基づき算定します。

Prepare - TNFD報告サポート Prepare

TNFD報告に必要となる「ガバナンス」「リスク管理」の最新版を収集します。

影響度評価サポートにより、ROIC等の指標に基づき戦略策定をサポートし、レポーティングまで支援します。

TNFDガイダンスに基づく開示媒体で報告できるよう、開示ドキュメントを作成することができます。また、TCFDサポートソリューションを併せて利用することで、TCFD報告を統合的に情報開示をします。